【歴史・文化・芸術】 【大垣市内中心地】
◆ 奥の細道むすびの地と蛤塚
松尾芭蕉は、元禄2年(1689)の秋、奥の細道の旅をこの大垣で終えました。蛤のふたみに別れ行く秋そ、と詠んで、水門川の船町港から桑名に向けて旅立ちました。このとき、大垣の俳友である谷木因や近藤如行らが途中まで見送っています。
芭蕉が大垣を訪れたのは初めてではなく、貞享元年(1684)、野ざらし紀行の旅の途中にも訪ねており、計4回この地を訪れています。
芭蕉の訪問は、大垣の俳壇にとっても大きな刺激となり、蕉風俳諧は美濃一円に広がりました。大垣市では、現在でも子どもの頃から俳句に親しむ文化が息づいています。
住所 |
〒503-0923 大垣市船町2 |
---|---|
交通アクセス | JR大垣駅南口から南へ徒歩16分 |
ホームページ | http://www.city.ogaki.lg.jp/0000019560.html |